その一歩は、廣瀬清蔵 東京・上野駅の靴磨きの少年との出会いから始まった。
創設期(1956年~)「福祉の里」の芽生え
踏まれても、折られても、まっすぐ伸びて欲しい…
1956年 | 児童養護施設「黒松内つくし園」開設 定員50名 |
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1957年 | 社会福祉法人認可 |
1961年 | 養護老人ホーム「緑ヶ丘老人ホーム」開設 定員40名 |
1966年 | 知的障がい児施設「しりべし学園」開設 定員40名 |
1967年 | 保育所「黒松内保育園」開設 定員60名 |
成長期(1967年~)専門性の追求
地域のニーズに応え、異世代交流を視野に入れ次々に施設を開設 新たな制度を利用し施設整備を進めながら、生活・教育に目を向ける
1968年 | 養護老人ホーム「緑ヶ丘老人ホーム」増築 定員105名 |
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1970年 | 知的障がい児施設「しりべし学園」増築 定員70名 |
1972年 | 養護老人ホーム「緑ヶ丘老人ホーム」で配食サービスを開始 |
1975年 | 特別養護老人ホーム「緑ヶ丘ハイツ」「緑ヶ丘ハイツ診療所」を開設 定員50名 |
1977年 | 知的障がい者更生施設「しりべし学園成人寮」開設 定員30名 「しりべし学園」定員60名に増員 多くの人の寄付を原資に奨学資金支給開始 |
1979年 | しりべし学園内に道立「星置養護学校しりべし学園分校」を開校 「緑ヶ丘老人ホーム」定員108名に増員 |
成熟期(1980年~)サービスの向上を目指して
自然あふれる北の大地に「福祉のまち」を確立
1982年 | 法人創設25周年記念式典を挙行。記念誌発行 |
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1989年 | 身体障がい者療護施設「後志リハビリセンター」開設 定員50名 |
1990年 | 『倫理綱領』制定、利用者本位のサービスや専門性の確立に目を向ける |
充実期(1991年~)地域福祉を目指して
在宅サービスを進める中、倶知安町にも拠点の場を拡充
1992年 | 老人ディサービスセンター「黒松内町ディ・サービスセンター」開設 |
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1996年 | 知的障がい者更生施設「しりべし学園成人寮通所部」開設 「黒松内保育園」改築 |
1997年 | 倶知安町に身体障がい者通所授産施設「羊蹄セルプ」開設 身体障がい者福祉ホーム「羊蹄」を開設 |
変革期(2000年~)激変する社会福祉事業
様々な変化に柔軟に対応できる「体制づくり」を強化
2000年 | 介護老人保健施設「湯の里・黒松内」開設 定員50名 養護老人ホーム「慶和園」を京極町より移譲 定員70名 黒松内町の委託事業として配食サービスを再開始 |
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2002年 | 特別養護老人ホーム「ユニットケア慶和園」を慶和園に併設 定員20名 |
2005年 | 倶知安町訪問・居宅介護ステーション「つくしんぼ」を開設 |
2006年 | 児童養護施設開設から50周年となり「記念講演会」「記念式典」を開催 廣瀬清蔵理事長が「北海道功労賞」を受賞 |
2009年 | 〇俱知安複合施設「つくしんぼ」開設 (認知症対応型共同生活介護事業「絆」「縁」、居宅介護支援事業所「つくしんぼケアプランセンター」、社会福祉生活支援ハウス「和」、羊蹄セルプ分場「陽だまり」事業開始)〇黒松内保育園が「認定こども園黒松内保育園」として発足 |
2011年 | 〇羊蹄セルプ分場「陽だまり」が新たに事業指定を受け、「人と人をつなぐ陽だまり」として事業開始 〇後志リハビリセンターが新体系へ移行「障がい者支援施設」となる 〇障がい福祉サービス事業共同生活援助事業「かぜ・そら」開設 〇障がい福祉サービス事業就労支援事業「生きるよろこびうたり」開設 |
2012年 | 〇「しりべし学園成人寮通所部」が新体系へ移行障がい者就労支援事業所「しりべしワークセンターセオス」として事業開始 〇しりべし学園成人寮が新体系へ移行「障がい者支援施設」となる 〇しりべし学園は「福祉型障がい児童支援施設」となり「措置と契約児童」を受け入れる 〇障がい福祉サービス事業共同生活援助事業「ゆめ」開設 |
2013年 | 泊村の指定管理により 「泊村養護老人ホームむつみ荘」定員30名 「泊村特別養護老人ホームむつみ荘」 定員60名短期2名を運営 |
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2014年 | 法人施設内に4棟目の職員住宅建設(1DK 10戸) ○慶和園でショートスティ定員3名で事業開始 ○法人職員住宅前道路を町道用地として、黒松内に寄附し、黒松内町道設置 ○関係機関の要請により障がい児・者の特定相談支援事業所開設 ○移動支援事業しりべし学園開設 |
新たな発展(2015年~)新理事長と共に
当法人の柱になっていた廣瀬清蔵理事長が2015年7月2日に永眠されました。
2015年 | 偉大な理事長亡き後残された者たちは、黒松内つくし園が歩み続けた歴史と実績を礎に、「常に社会的立場の弱い方たちの為に努力されてきた、故廣瀬理事長の信念を引き継ぎ、変わらないもの、変わらなければいけないものを見極めつつ今後とも歩んでいくことを誓いました。 前黒松内町長の谷口氏が新理事長に就任。 少子高齢化社会を迎え、ますます厳しい情勢ではありますが、自らの足元を的確に見定めて役職員一致団結し、この時代を乗り越えていきます。 ユニットケア慶和園増築工事により定員60名に増床 地域密着型特養を廃止 慶和園の定員を35名に減員 |
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2016年 | 黒松内町と福祉避難所協定を結ぶ |
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2016年06月 | 認定こども園黒松内保育園50周年 |
2016年09月 | 認定こども園黒松内保育園改修工事完成 生きるよろこびうたりもつ鍋事業廃止― ありかに名称変更し新事業を展開 しりべしワークセンターセオス豆腐事業廃止 |
2016年10月 | 児童養護施設黒松内つくし園60周年 |
2016年11月 | 福祉型障がい児支援施設しりべし学園50周年 |
2017年 | 北海道産業人材育成企業表彰を受ける ○制度改正により新評議員選任、理事・監事の改選 谷口徹理事長重任 ○人事考課による昇給査定開始 ○財務諸表のワムネットの公開を実施 ○緑ヶ丘ハイツにて初めての外国人を雇用する。(ベトナム人の介護福祉士) |
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2018年01月 | 倶知安地区で障害福祉サービス事業として「ありか」が弁当事業を開始 |
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2018年02月 | 羊蹄セルプ「えぞふじ納豆(合わせ納豆)」が群馬県で開催された全国納豆鑑評会で、特別賞である「群馬県知事賞」を受賞 |
2018年05月 | 初めての会計監査による監査を受ける |
2018年06月 | 湯の里・黒松内訪問リハビリテーション(介護予防訪問リハビリテーショ ン)事業指定を受ける。 |
2018年08月 | 特養緑が丘ハイツ移転改築工事着工 |
2018年09月 | 慶和園特定入居者介護事業廃止、訪問介護等事業スマイル廃止 北海道胆振東部地震が発生し、法人全施設でブラックアウトとなり対応に追われる。また、法人3施設から被災された町や避難施設にボランティアとして介護職員を派遣 |
2019年04月 | 後志リハビリセンターが開園30周年を迎え祝賀会を開催 法人奨学資金を支給していたベトナム人専門学校生が湯の里・黒松内に介護員として着任 外国人技能実習制度を活用して法人4施設で第1期生6名を受け入れ、辞令交付式でベトナム人技能実習生6名が辞令を受け取る 認定こども園黒松内保育園で利用定員を50名に変更 |
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2019年06月 | 役員改選により当法人理事長に大代貴輝氏、常務理事に遊部眞澄氏が就任。新たに理事として吉田剛理事、監事に坂口進氏、追立司氏、顧問に谷口徹氏を選任 |
2019年07月 | グループホーム絆・縁を一体化し「グループホームつくしんぼ」に統合 |
2019年09月 | 後志リハビリセンターで入所定員を40名に変更 |
2019年10月 | 認定こども園黒松内保育園で幼稚園・保育所・認定こども園を利用する3歳から5歳までのすべての子ども達の保育料が無償となる 当法人と京極町が災害発生時の福祉避難所の設置運営に関する協定を締結 |
2019年11月 | 緑ヶ丘ハイツ移転改築工事が完成し、竣工式・落成記念式典を開催。引っ越しを無事終えて、新施設での運営を開始 |
2019年12月 | 北斗プロレスの「チャリティープロレスin 黒松内つくし園」が開催。法人施設へも訪問して下さいました。 しりべしワークセンターセオスで製作した特大しめ縄を後志総合振興局へ贈呈 |
当法人が変わらずめざすもの、それは・・・
「利用者・家族、そして地域の幸せ」です!
黒松内つくし園の成長を見守り続けた「ハイツの桜」 これからも咲き続け、私たちを見守ってくれることでしょう。