理事長ごあいさつ

2025年6月に社会福祉法人黒松内つくし園理事長を拝命いたしました岡久でございます。65年以上の歴史を持つ当法人の理事長として任されることとなりましたが、私も当法人創設者である故廣瀬清藏元理事長のご指導のもと、法人本部職員や児童養護施設黒松内つくし園施設長、法人理事として45年間務め、法人監事としても2年間法人運営を拝見してきました。その経験を活かして、微力ながら持てる力をこれまで以上に発揮し、法人運営の舵取りを行って参る所存でございます。故廣瀬元理事長の福祉への情熱と地域への想いを後世へと繋いでいくため、法人倫理綱領のもと役職員が一丸となって事業運営を行って参ります。

社会福祉法人を取り巻く環境は大変厳しいものであります。人口減少による事業所の利用定員割れや介護職員をはじめ福祉従事者のなり手不足、施設の老朽化等に対応した施設整備資金増加など、経営課題が山積しています。しかしながら、そのような状況を乗り越え、困難な課題にも前向きに取り組んで参る所存でございます。

利用者様やご家族の皆様の幸福と自立支援に向け、今後も当法人がお役に立つことができるよう、より良いサービス提供に努めて参ります。また、各町村の皆様のご理解をいただきながら地域貢献に取り組んでいくとともに、関係機関の皆様のご支援ご協力を賜りながら、役職員一丸となって事業運営を行って参ります。

大変難しい舵取りになると思いますが、精一杯努める所存でございますので、これまで同様のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

社会福祉法人黒松内つくし園 理事長
おかひさたか

基本理念・経営の原則・倫理綱領

基本理念

定款第1条の規定により社会福祉事業の健全な維持振興に留意し、法人の倫理綱領に従い、福祉サービスを利用するものの本意に立ち民主的かつ公正な運営を行うものとする。

経営の原則

この法人は、社会福祉事業の主たる担い手としてふさわしい事業を確実、効果的かつ適正に行うため、自主的にその経営基盤の強化を図るとともに、その提供する福祉サービスの質の向上並びに事業経営の透明性の確保を図り、もって地域福祉の推進に努めるものとする。

倫理綱領(平成25年4月1日施行)

前文 私(わたし)たち役職員一同は、創立の理念を実現し、民間社会福祉事業の発展に努めます。

第1条 利用者主体

私たちは、自由と平等の精神に則り、利用者主体のサービスを提供します。

第2条 自立支援

私たちは、利用者の自立支援を目的とし、常に利用者の幸せのために努力します。

第3条 専門性

私たちは、利用者の生命(いのち)と生活(くらし)を守るため、専門的な知識・技術の  習得に努めます。

第4条 社会貢献 

私たちは、地域住民の一員として、新しいニーズに対応し社会に貢献します。