法人虐待防止研修会開催!
法人本部
2024年6月27日、社会福祉法人黒松内つくし園の全職員を対象とした、『虐待防止研修会』を開催しました。
全国的にも児童・高齢・障がい福祉施設における虐待が増加しています。
当法人でも、残念ながら不適切なケアや虐待事例が発生しております。
全職員が虐待に対する理解を深め、利用者様と関わる中で虐待を防ぐためにはどうするべきか?
を学ぶため、研修会を開催するに至りました。
講師には、星槎道都大学社会福祉学部社会福祉学科准教授であり、全国介護支援専門員協会常務理事・北海道介護支援専門員協会会長を務める、大島康雄先生にお願いしました。
先生は、高齢者虐待防止学会で虐待防止に取り組むなど、多方面で活躍されている方です。
(星槎道都大学HPより引用)
当日、会場となった黒松内つくし園の体育館には約120名の職員が集合。オンラインにより参加した職員も含めると約250名が受講しました。
様々な資料による講義とグループワークも行われ、会場では活発な意見交換がされていました。
先生のご講義の中では「イラっとすることは誰でもある。それを知性と理性がブレーキをかけるのです」などのアドバイスをいただきました。
あっという間に90分の研修は終了し、参加された職員からも「大変、わかりやすいお話が聞けた」「自分だけではないということがわかった」「他施設から具体的な対応策などが聞けた」など、今後の虐待防止対策のヒントを得ることができました。この研修を機に、一つでも多くの虐待の芽が摘まれていくことを切に願っています。